上手な自己紹介のポイントは?現役営業マンがやっている自己紹介のコツ!

コミュ力

自己紹介は一生のうちに数万回もの自己紹介をするとも言われています。
しかし、次のような悩みのある方も多いのではないでしょうか?

●自己紹介で何を話せばよいかわからない!
●自己紹介が上手く話せない!
●自己紹介の時に緊張してしまう!

わたしも、学生の頃は実にパッとしない自己紹介ばかりしていて、このようなことを思っていました。しかし、今となっては、周りの人から褒めてもらえるレベルには成長しました。

わたしは、営業の仕事をしており、自己紹介の機会も多いため、自己紹介が上手くできるというのは、自分の強みになっています。上手な自己紹介は、仕事だけではなく、プライベートでも役立ちます。

この記事では、上手な自己紹介の共通点や、人を惹きつける自己紹介の作り方を紹介します。【STEP1】から【STEP4】まで、この記事を読むだけで、あなたも自己紹介が上手くなります!

この記事でわかること
  • 自己紹介は何のためにするか
  • 上手な自己紹介の共通点
  • 上手な自己紹介の作り方
  • 上手な自己紹介の話し方

【STEP1】自己紹介は「人間関係スタートさせるため」と心得よう!

そもそも、自己紹介とは何のために行うでしょうか?それは、相手との人間関係をスタートさせるためです。

皆さんも想像してみてください。大親友のあの人も、仲良しの職場の同僚も、お世話になっている取引先も、大切なパートナーも…初めは自己紹介から始まったのではないでしょうか?

自己紹介は人間関係のスタートです。そこから、たくさんの会話や重ねたり、一緒に時間を過ごすことで関係が深まります。スタートである自己紹介が上手くいくと、その後の人間関係も円滑に進む可能性が高いです。

自己紹介とは、相手との人間関係の第一歩」であることを覚えておきましょう。

【STEP2】上手な自己紹介は「次に繋がる」自己紹介!3つの共通点を知ろう!

では、人を惹きつける上手な自己紹介とはどのようなものでしょうか?それは、「次に繋がる自己紹介」です。

「自己紹介とは、相手との人間関係の第一歩」と書きましたが、その先の二歩目に繋がることが重要なのです。ここでいう二歩目とは、その後の会話自己紹介によって感じる親近感のことです。

これに気づいたのは、大学生の時です。サークルの新入生歓迎会や、ゼミ、授業など、様々な場面で自己紹介を聞く機会がありました。
たくさんの人の中から、自己紹介だけで、なんとなく「この人いいな」「また話してみたいな」と思った人は、その後の会話に繋がったり、親近感がわいた人でした。

その後の会話に繋がったり、親近感を感じた上手な自己紹介には、次の4つの共通点がありました。
次の章でこのポイントを押さえた自己紹介の作り方を紹介します。

上手な自己紹介の4つの共通点
  • 自己紹介から自分に対して良い印象を感じてくれる
  • 自己紹介の聞き手が自分と話してみたいと思ってくれる
  • 自己紹介の内容が話題となり、会話が弾む
  • 自己紹介の聞き手が自分との共通点を感じてくれる

【STEP3】上手な自己紹介はこう作る!4つの話題を押さえよう!

いよいよ本題です。STEP2で紹介した、上手な自己紹介の共通点を網羅する自己紹介を作っていきましょう!
以下の4つの話題を押さえるだけで、立派な自己紹介が出来上がります。お手元にメモを用意して、一緒に作っていきましょう!

名前・所属

まずは言わずもがな、名前や所属を話します。所属とは、学生の場合はクラスや部活など、社会人の場合は、会社名や部署などです。
簡単でよいですが、印象に残りやすい話題がある場合、少し深堀してOKです!

印象に残りやすい話題
  • 名字や名前が特殊な場合は、名字や名前の由来
  • 有名なご先祖様

地元・出身

続いて、地元や出身について話します。この時、簡単に話すのでもよいですが、聞いている人が関心を持つようなエピソードがある場合は、少し深堀してもOKです!

関心を持たれやすいエピソード
  • 地元の名店や名観光地
  • 地元ならではの話
    例:田舎なので、実家は隣の家まで徒歩10分かかります!
    例:大阪出身なので、もちろん自宅にたこ焼き器はあります!
    例:漁師町出身なので、毎日美味しい魚を食べて大きくなりました!
  • 出身校の芸能人(同級生や実際に会ったことがある人ならば、なお良しです)

自己紹介をする場に適したこと

続いて、自己紹介をする場に適したことを話します。シチュエーションに応じた例は以下の通りです。

避けるべき話題

ネガティブな話や自虐的な話は、極力しないようにし、できるだけボジティブな話をしましょう!
自虐的な話で笑いを取るテクニックもありますが、聞き手が反応に困ったり、嫌な気持ちになる場合もあるため、避けた方が良いです。

学生・部活・サークル・習い事・趣味のコミュニティの場合

●そのクラスやコミュニティに来るまでの経歴(昨年のクラス・前にやっていた部活)
●なぜ、そのコミュニティに入ろうと思ったか?
●その習い事や趣味についてのエピソード
 例:どれくらい続けているか?
 例:(スポーツの場合)サッカーのゴールキーパー、野球のピッチャーなどのポジション
●そのコミュニティでやりたいこと

仕事関連の場合

●これまでのキャリア
●職場に貢献できる強みや得意なこと
●自分が担いたい役割

取引先などの場合(上級者テクニック)

事前に社長などのキーマンとなる人の出身や趣味などをリサーチし、共通点がある場合は、その話をすると親近感を持ってもらいやすくなります。
ビジネスの場で、その後の関係や商談をスムーズに進めたい時などは、ぜひ使いたいテクニックです。しかし、「にわか」など、中途半端な程度な場合は、相手と温度差が生じる場合があるので、避けた方が良いでしょう。

飲み会やパーティー、合コンなどの場

●誰の紹介や繋がりで来たか
●学校や仕事について

避けるべき話題

学校や仕事の話をする際、専門的な話は、聞いている人が理解しにくいため避けましょう。
専門的であっても、聞いている人の生活に身近な話ならしてみても良いですが、高い説明力が必要なため、自信がある場合だけにした方が無難でしょう。

プライベートなこと

最後にプライベートなことを話します。話したくないことは、無理に話す必要はありません。
しかし、プライベートなことを話すことで、聞き手はあなたの人柄やライフスタイルがイメージでき、親近感を得られやすいです。

プライベートなこととは、以下のようなことです。
具体的な楽しみ方や、数値的な話をすると、聞き手もイメージがしやすいです。例を参考にしてみてください。
●家族構成、ペットの有無
●趣味、休日の過ごし方
 例:旅行が趣味で今までに行った国の数は10か国です!
 例:ゲームが好きで、休日は1日6時間以上ゲームをする日もあります!
 例:ガーデニングが趣味で、朝の水やりは、毎日欠かしません!
●ハマっていること
 例:ラーメンが好きで週2回はラーメンを食べます
 例:『鬼滅の刃』が好きで、子供と鬼滅ごっこをよくします!

避けるべき話題

宗教、政治、性的趣向、ネットワークビジネスなどの話は、人それぞれ色々な考え方があり、不快に感じられる可能性があるため、避けましょう。

職場の場合

幼いお子さんや介護が必要なご家族がいる場合、自己紹介で予め話しておくと、その後の理解が得られやすくなる場合もあります。

以上、4つの話題から、自己紹介ができあがりました!
続いて、せっかくできた自己紹介を最大限に活かせるよう、話し方のコツもご紹介します。

【STEP4】感じよく自己紹介を話すには?4つのポイントに気を付けよう!

自己紹介は、前を向いて・笑顔・ゆっくり・大きな声で話そう!

【STEP3】で完成した自己紹介。いよいよ、話す際の注意点です!

結論から言うと、感じよく自己紹介を話すコツは、「前を向いて」「笑顔で」「ゆっくりと」「大きな声で」話すことです。これだけ押さえていれば、相手に持たれる印象は悪くならないです。

話すときに緊張すると思いますが、「下を向く」「真顔」「早口」「声が小さい」などは、相手からの印象が悪くなったり、内容が伝わらなくなるため、注意しましょう!

見た目や話し方はとても大事!「メラビアンの法則」とは?

突然ですが、「メラビアンの法則」をご存じでしょうか?人間は、話の内容以上に、見た目や話し方で相手を判断する傾向があるというものです。

「メラビアンの法則」とは

人間のコミュニケーションおいて、情報が与える影響は、「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」の割合で相手を判断しているとする、心理学上の法則です。
「3Vの法則」「7-38-55ルール」とも呼ばれています。

せっかく作ったあなたの自己紹介が、見た目や話し方次第で台無しになる可能性があります。台無しにしてしまわないためにも、必ず、先ほど挙げた4つのポイントに注意しましょう。

補足

メラビアンの法則の割合を見ると、自己紹介の内容が重要でないように思えてしまいます。しかし、「内容が重要でない」という訳では決してありません。「見た目や話し方が与える印象は意外と大きい」ということを理解しておいてください。

まとめ

今回は、人を惹きつける自己紹介のコツをご紹介しました。

人を惹きつける自己紹介のコツ
  • 自己紹介とは、相手との人間関係の第一歩です!
  • 良い自己紹介とは、その後の会話に繋がったり、親近感がわくような自己紹介です!
  • 良い自己紹介を作るためには、「名前・所属」「地元・出身」「自己紹介をする場に適したこと」の3つのポイントを話題にします!
  • 感じよく自己紹介を話すコツは、「笑顔で」「ゆっくりと」「大きな声で」話すことです!

人間関係をスムーズにスタートできるよう、ぜひ、活用してみてくださいね!

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